サカタカツミノブログ

まったく個人的なブログ。ブログなんてすべてそんなものだけど。

和菓子のこと考えてみた。

一ツ木饅頭。一ツ木通りにある和菓子屋さんの名物。ネーミングが直球。味もシンプル。

後からできる言葉について調べたことがある。例えば和菓子という言葉。当然、和という断り書きは、洋という言葉が付く菓子が生まれたからこそ、それと区別するために和という言葉が添えられて生まれた。そういう言葉は他にもたくさんある。ただ、いまや菓子と言えばクッキーやケーキ、チョコレートであり、菓子と和菓子という区別になりつつある気がする。あんこが美味しい大好きと、雑誌で特集を組まれようとも、まあ、和菓子がお菓子の主役に返り咲くことは、あまり想像ができない。

BRUTUS (ブルータス) 2013年 11/1号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2013年 11/1号 [雑誌]

 

和菓子は凄い。豆、小麦、米(米から作った水飴)、砂糖。少ない原材料で、豊富なバリエーションのお菓子をつくり出していく。その想像力には感心させられる。私の手元に昭和初期に和菓子の包材を販売していた本郷区の商店が作って配布した、和菓子の作り方の小冊子がある(製品カタログの付録)。見ているといまと変わらない菓子がたくさん並んでいる。そう、いまのラインナップの多くはずっと以前から受け継がれ、少しずつ増えていったことがよくわかる。裏表紙には『渡邊町ちもと所有』と筆書きしてある。