サカタカツミノブログ

まったく個人的なブログ。ブログなんてすべてそんなものだけど。

シンプルと理想と技術と。

鶏と新ジャガのロースト。ランチミーティング。シンプルだけど旨い皿。ソースも美味。

シンプルなメニューを好むようになってからずいぶん経つ。ただし素っ気ないのとは違うということに気がつくまでには時間がかかった。シンプルとは極限まで削ぎ落とされてはいる。だからこそ手が込んでいる。さらにセンスとそれを具現化するための技術が必要になる。当たり前だがそういう料理と出会うのはなかなか難しい。そしてコストもかかる。削ぎきっているから安いというわけではなくてむしろ高い。そういう皿と出会うとホッとすると同時に興奮する。ワクワクとは違う。ドキドキでもない。

自分の仕事を振り返ってシンプルな料理のようなものが提供できるのか考えてみる。なかなか難しいことはわかっているが挑戦したいという気持ちが先に立つ。無駄を削ぎきって必要なものだけを用意する。ごまかしがきかないだけに上手くハマったときには快感だが駄目なときの落ち込み具合も尋常ではない。まさにへこみるきーだ(笑)。だからといって削ぐことを止めるつもりはない。シンプルなものを提供するために徹底的に思考する。そして考えたことをカタチにする技術を磨く。それだけ。