サカタカツミノブログ

個人的なブログ。ブログなんてすべてそんなものだけど。

自分の物差しという考え。

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思い込みと付き合うのはなかなか骨が折れる。間違いなくそうだ、と勝手に決め付けてしまって、そこから他へと思いが至らないことは、日常茶飯事なのだ。例えば、コーヒーサーバーに杯数の目安が印刷されていることはよくあることだけど、あの一杯はなんの一杯を意味しているのかを深く考えることなく、まあ、一杯なんだろうなと思い込んでしまっている自分に愕然とする。量が正確に表記されていても、自分が利用しているカップの容量がわからないと、これはこれでまったく目安にはならないのだけれども。

ペットボトルの容量は一定だと思い込んでいて、値上げをしたいメーカーはその心理を上手くついて、こっそりと減量してシレッとした顔をする。飲食店でよく見かける一人前という表記だって、なにをもってそうなのかという明確な定義はなくて、結局、どのくらいが適量なのかがわからない。化粧品などの一回分という表記にしても、なにを根拠にその分量なのかな。そう考えると、結果として自分の物差しを持つしか混乱を防ぐ手立てはない。ただ、その物差しを作る基準の設定がまた難しい、という悩みがある。