サカタカツミノブログ

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有能な上司のみわけかた。

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心配しなくても、上司が有能であるかないかは、たいていの場合、見分ける必要はない。ほとんどの上司は有能だし、もしあなたが上司の無能さを嘆くのであれば、あなた自身がきっと有能なはずだ。だからというのも変だが、上司が有能だろうと無能だろうと、実はそれほど大きな影響はない。正しくいうと、所属している組織が、ある程度健全に機能していれば、だけど。組織というのは、その恒常性に目を見張らされることが多い。きちんと設計された組織は、割合にうまく機能して、問題はそれほど起きない。

やっかいなのは、上司の不必要な行動だろう。やらなくてもいいことをやる、端的にいうと邪魔したがる上司だ。さらにこの人、一見すると無能に見えない。むしろ有能に思えることもある。が、この類の上司がいると、組織は健全さをなくし、そこに関わる多くの人たちの貴重な時間と、そこにあったやる気までも、どこかへ消え失せてしまう。それを結果として無能と言うんだと嘯くのは簡単。しかし、単なる能力不足のほうが、影響力がそれほどなく、被害も小さくなると思うと、少しわけて考えておくとベター。