サカタカツミノブログ

個人的なブログ。ブログなんてすべてそんなものだけど。

意外性あるメニューたち。

茄子カレー。当然、このメニューも頼みました。やっぱり美味しい。夜混んでなければ…

カレーは美味い。これはまあ誰でもが思っていることであり、真理でもある(笑)。しかし、こんなところにメニューとして用意されているカレーはいかがなものか、と思ってしまうものもある。例えば、蕎麦屋のカレー。あの和風出汁のきいた、とろみがついているちっともスパイシーではないカレーがたまらない、という人もいる。が、積極的にアレを食べに行きたい!と思って蕎麦屋に行く人は、正直それほど多くないと思う。純喫茶と称するレトロな喫茶店のカレーもそうかもしれない。業務用の印象がある。

写真は赤坂の路地裏にある中華料理店のカレー。具材は茄子、ピーマン、そして鶏肉の唐揚げと、中華のオールスターみたいなものである。それらがとろみのついたカレールーを纏うとたまらなく美味しい。茄子もピーマンも鶏肉も、まあ、カレーの具材としてもスター級ではある。なので、美味くて当然なのだが、その当然さを超えてなお、このカレーは燦然と輝く美味さである。でも、これだって『いかがなものかなカレー』であることは間違いない。カレーを枠に収めてはならない、その戒めのような一皿なのだ。