サカタカツミノブログ

まったく個人的なブログ。ブログなんてすべてそんなものだけど。

常識を疑ってみて食べる。

朝ごはん。ブリオッシュアラクレーム。ロブションのクリームパン。何度食べても名品。

クリームパンが好きだった。過去形。かつて家の近くにある小さな商店で、何気ないクリームパンが売られていたのでよく食べた。イマドキの小洒落たパン屋さんではなく、ローカルメーカーの量産品。素っ気ないパッケージで、甘いだけで風味のないカスタードクリームが詰められていた。ただ、ジャムパンのジャムが好きではないというだけの理由で、消去法的に選んでいたクリームパン。選択肢がそれしかなかったということを「好きだ」と思えていた、あの頃が懐かしくなるときがある。たまに。

いま再び、私はクリームパンが好きだ。ジョエル・ロブションのクリームパンは、パンの中にクリームが充填されているという常識的なクリームパン、ではないけれど、それでも十分にクリームパンである。そして、きわめて美味しい傑作だと思う。何度食べても飽きない。繰り返し買って、そして食べてまた、買う。消去法的な選択ではない。積極的にこのパンを選んでいて、胸を張って好きだといえる。だからどうというわけではない。ただ、クリームパンにおける常識を超えてくれた人に、少し感謝するだけだ。