サカタカツミノブログ

まったく個人的なブログ。ブログなんてすべてそんなものだけど。

カヌレの美味しさと様式。

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グレーテルのかまどをみて、好きだったカヌレがさらに好きになった。そこで流れていたのは、カヌレというお菓子の発祥と、それを愛する郷土と、その伝統を守る心意気のようなものだ。

一説にはその昔、修道女たちが、祈りと慈愛に満ちた暮らしの中から地元の素材を生かして生みだしたお菓子と言われている。(ウェブサイトから引用)

慈愛に満ちた素朴なお菓子である、と思って口にすると、また格別。カヌレに魅せられたシェフがいるオーボンビュータンにも、足を運んでみたくなる。


革新がなければ進化はない。ので、イマドキの新しいお菓子も素晴らしいと思うし、大好きである。しかし、同時に伝統あるお菓子、そして、時代の波にもまれても、なお生き延びてきたそれには、尋常ならざるスタイルがある。そう、着ただけで様になる服があるように、食べるだけで様になる、そんなお菓子もあるのだ、と私は思っている。写真のカヌレは、渋谷の道玄坂上にあるデジタルものづくりカフェである、FabCafeで食べたもの。最先端の場所で口にした、さりげない伝統。そのコントラストが面白い。